しいたけという言葉
最近、スーパーに行き、カートを押しながら店内を一まわりする時、最初にある野菜コーナーの一角でしいたけが売っているのを見ると、心の中ですこし笑うことがある。これは身内ウケということだけではなく、しいたけそれ自身の持つおかしみがじわっと染み出してきたのではないか。まるでしいたけの戻し汁が良質のだしになるがごとくに(とてもうまい具合に書きました)。
しいたけはひょろっとした茎(でいいのかな?)と黒く広い傘を持っている、パッと見にはなんとなく頼りない感じのルックスをしている。でも、その体の中には無数の菌糸たちが集結して、力を合わせてがんばっている。そして、しいたけはセックス的なにおいがないのに、なんとなく性的なものを連想させるよね。
つまり、みんな生きてがんばろう。カチンと来ることがあってもしいたげられてもスルーしながら、譲れない部分は譲らずにいこうと…
パーティークイーンシリーズ きってね しいたけ No.1114
- 出版社/メーカー: ローヤル
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